同僚は年上&年下?悩む人間関係まるっと解決!ポイントとコツはこれ!!
目次
新人・若手保育士と上手くやるコツとは?
日常的に雑談をする
初めはお互い知らない者同士なので、相手を知ることで許容範囲が広がっていくきっかけになります。話すと言っても事務連絡や仕事の話し、行事やイベントの話し合いなどの打合せが主になってはいませんか?
ちょっとした子どものかわいらしいエピソード、関わりの悩み、良き方法、気になることなどをどんな時も【ぽろり】とこぼせるように、いつでも雑談をしても良いという雰囲気を作っておきましょう。
例えば、こんな場面で話せるはず!
・朝の自由遊びのおもちゃの設定のとき
・散歩先で子どもを見守りながら
・お昼寝時間中のお便り帳の記録時間
・配膳や布団の準備、散歩に出発する前、食事前などのちょっとしたスキマ時間(複数担任の場合などはできますね)
・勤務終了後のちょっとした時間に
雑談は指導や伝達と違い、ちょっとプライベート感のある仕事寄りの会話です。けれどリラックスしたお喋りのような雰囲気で確認や報告、エピソードの共有、不安な気持ちの開示など、様々なことを気軽に打ち明けるきっかけとなります。
メリットとしては、雑談に慣れてくることで悩みや辛さ、迷いや不安を新人保育士が蓄積させることなく小出しにでき、問題が大きくなる前に解決できることもあります。
また、先輩保育士は新人の抱える悩みや不安をいち早く把握し、解決の糸口を見つけたり、寄添いができ、コミュニケーションが円滑になり信頼関係の構築も早くなることでしょう。
くれぐれも雑談に夢中になりすぎないこと、子どもに背を向けないこと、子どもから目を離さないこと、節度を持って短時間で話すことを心がけるよう、共通認識をしておきましょう。
指導する&褒めるのメリハリを!!
新人保育士の姿勢や性格にもよりますが、はっきりとメリハリのある関りを心がけましょう。子どもの関わり方や雑務などの業務のやり方について、上手く伝わっていないと感じる時、問題を感じる時は、早い段階ではっきりと指摘をします。
その後は、少し日にちを置いてからその件について困っていることがないか聞いてあげたり、見守るなどのフォローをするようにしましょう。
指導・伝達は業務や心構えを覚えてもらう上で一番伝えるべき大切なことですが、指導や伝達だけではなく、褒めたり認めることも同じくらい大切です。
・最近楽しそうに笑って子どもと関わっていていいね
・エプロンがいつもかわいい
・●●ちゃんが、先生のこと大好きって言っていたよ
・いつも制作の準備や掃除が丁寧でよく気がつくね
など、なんでも良いので、認めたり褒めたりをするようにしましょう。相手が素直に受け取らなくてもいいのです。必ず心に届いているはずですし、今日以降の活力につながるはずです。指導・伝達だけ、褒めて認めるだけ、どちらかだけになってしまわないよう気を付けて関わるようにしたいですね。
時には頼って任せるのも成長促進に
少しずつ慣れてきたら、業務や保育をお任せしてみましょう。もちろん万が一のときのことを考えフォローできる態勢づくりはしておきます。
新人保育士にお任せし、頼りにしているよという姿勢を見せるだけで、ぐっと成長し自分で考えながら行動したり数多くのことを学び、自分なりの考え方が出来上がっていくはずです。
多少失敗しても、フォローできる範囲であれば任せてみましょう。
これだけはしないで!注意すべきこと
機嫌や気分で関わらない
その日の体調によって挨拶をしない・無視をする、新人保育士の失敗やできないことに対し不機嫌な態度で接っするなど、はっきりとした言葉で指導をせず態度で匂わせることはやめましょう。
それは新人保育士にいらぬ緊張感を与えると同時に、先輩保育士の機嫌を伺うようになったり、目の前の子どもではなく先輩に気に入られるような保育をするようになってしまうからです。
また、指導する側もそのように良くない態度で接すれば、機嫌によって態度が変わる保育士という見方をされてしまうでしょう。
また、そのような先輩保育士の態度での圧迫が苦しく辛いと悩みを抱える新人保育士が多いのも事実です。保育士の仕事は子どもや保護者を前にし関わる仕事。何があっても穏やかに笑顔でいることが求められるでしょう。
年上の復帰保育士・パート保育士と上手くやるコツとは?
最初が肝心!伝えるべきことは遠慮なくはっきりと
年上だとやりにくさがあり、言いたいことがなかなか言えなかったり、そうじゃないのに…と思うこともはっきり伝えられないことがあるかもしれません。
ですが、違和感を抱えたまま過ごすよりも初めのうちにはっきりと伝えるべきことを伝えましょう。
後になって指摘をするよりも、ずっと感じ良く伝わりますし、復帰保育士も初めの頃に指摘を受けた方が良いのではないでしょうか。遠慮なくはっきりと!早い段階で伝えていきましょう。
時には頼って相談してみるのも◎
やっぱり雑談が大切!日常的な雑談を心がけ子どものこと、話そう
新人保育士との関りのコツでもお伝えしましたが、やはり保育士同士が保育について気軽に雑談する時間を持つことが大切です。
自分では見えていなかった子どもの姿、新人保育士の困り感、保護者の意見など、様々な情報を共有できるかもしれません。
復帰保育士の良きところを上手く引き出しながら、子どもにとっても保育士同士にとっても良き人材になってもらえるよう、関わっていきましょう。
いよいよ現場へ!復帰保育士が年下保育士とうまくやるコツとは?
これまでの経験はまっさらに!その園の方針に従うこと
復帰した保育士は、いくら経験年数が長くても再就職した保育園では新人保育士と同じです。これまでの経験は忘れ、新しい環境や若い保育士の指示に従い勤務に臨みましょう。
これまでのやり方と違ったり、園の方針に違和感を覚えたり、子どもの関わり方に問題を感じたとしても、そこは黙って従うしかないかもしれません。
少しずつ信頼関係を築き、若手保育士が頼ってくれるようになった時、「困ったことはない?わたしもこんなことで悩んだことがあって…」と寄添いながら声を掛けるといいですね。
それまでは、指示された仕事をしっかりし、子どもと丁寧に関わることで信頼関係をゆっくり気づいていきましょう。
年下でも担任を立てて自分は控えめに
新人保育士や若手保育士が担任であっても、担任を立てて自分は控えめにしていましょう。経験年数のある復帰保育士が主導権を握ったり子どもとの信頼関係を築くのは簡単なこと。けれど、クラスの主となる担任を育てるためにも前に出ることはせず、見えない場面でフォローしてあげたいですね。
そういった仕事ぶりはいつか誰かに気づいてもらうことができるはずです。何より子どもが懐いてくれることでしょう。
ときには若手を励まし、褒める声かけで印象UP↑↑
頑張っている若手保育士に対して、時には励まし、褒めてあげましょう。誰にも褒め・認められることがない保育士に余裕のある復帰保育士からの声かけは、とてもうれしいはず。
その保育士の頑張りや良い所を伝えてあげることで、自信にもつながるはずです。
自分自身の印象アップにもなるでしょう。
自分から寄添う気持ちで仕事に向かおう
忙しく目の前のことで精いっぱいになる若手保育士、ちょっと生意気であごで使うような中堅保育士、人使いの荒い主任などの上司など、様々な職員がいることでしょう。
経験のある復帰保育士は様々なことが見えてしまい、矛盾や不満を感じやすいかもしれません。
それでも、その園へ就職し勤務すると決めたのなら、園の方針に従い、自分から寄添って信頼関係を築いていきたいですね。
そうすることでゆくゆくは自分も働きやすい環境になっていくかもしれません。
それでも人付き合いに疲れたら?
人を育てたり、信頼関係を築くために歩み寄ったりしても、なかなか打ち解けられずぎすぎすした人間関係の中で働いている保育士もいるかもしれません。
指示・指導をしてもなかなか改善しない新人保育士に関わるのも疲れてしまいますね。
また、勇気を出して復帰したものの、若い保育士の配慮がなく雑用ばかりさせられたり、思うように休日を取れなかったりと、提示されていた条件と違うと悩んでいる人もいるかもしれません。
転職もアリ?アリです!保育士人材紹介「NEW WORK」へ
そんなときは、自分を責めることなく転職も視野に入れていきましょう。なぜならそれは、あなたが悪いわけではないからです。人間関係の問題は共有しにくく解決もしにくい問題のひとつ。
保育士の仕事が好きなら、環境を変えて働くのも選択肢のひとつではないでしょうか。
保育士の仕事はハローワークや求人誌でも探すことができますが、現場の生の声を大切にしている保育士専門のエージェントが一番安心です。
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