保育士が人間関係に悩むとき…解決策はあるのか?
目次
誰にも相談できない…職場の人間関係に悩むとき
保育士の人間関係の悩み①上司との関係
クラス主任、保育園主任など、上司との人間関係に悩む人が圧倒的に多いのではないでしょうか。
・その日の機嫌によって態度や指示が違う
・指示がわかりにくい
・報告や相談をしないと叱られる
・面倒な仕事を押し付けてくる
・プライベートな時間の付き合いを仕事のうち!と強制してくる
・理由がはっきりわからないまま、いじめられる
・結婚や妊娠に嫉妬される
こういったことを経験したことがある保育士もいることでしょう。
一緒に仕事をする先輩であれば、なおのこと意地悪な態度をされても、こちらが下手に出て相手に合わせるしかないため、理不尽な思いを過ごしている人がいるはずです。
保育士の人間関係の悩み②
経営者と保育方針が合わない・待遇がよくない
実際に就職してみて初めて分かるその園の特徴や雰囲気、空気というものがありますね。
保育目標や掲げている方針からだいぶんかけ離れている保育や、経営者の思うままなワンマン経営に保育までも指示をされ、従わなければならいこともあるでしょう。
また、待遇面での悩みも多いでしょう。
・給料が安い
・ボーナスが安い・無い
・有給が取りにくい
・年功序列で有給を取らなければならず、プライベートな予定が立てられない
・体調が悪くても休みにくい雰囲気がある
・サービス残業・サービス早出が当たり前
一度その保育園へ就職してしまうと、こういった点が気になったとしても改善してもらうことは難しいものです
保育士の人間関係の悩み③保護者との人間関係
保護者の中には苦情が多いひと、なかなか打ち解けられない人、子どもの関りについて意見をすり合わせることができない人など、様々なタイプの人がいます。保護者は大切な子どもたちの親御さんなので、いわばお客様です。無理なことは言えませんし、改善を見込めなくても諦めず働きかけていく必要があります。
そのような少し困った保護者との関わりのほかにも、保育士の中には以下のような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
・年上の保護者と話すのが苦手
・保護者との雑談が苦手
・保護者会や個人懇談などを円滑に進めるのが苦手
・保護者と子どものことを話すきっかけが作れない
保育士の人間性や性格にもよりますが、若い保育士や新人保育士にとって、年上である保護者と雑談を交えながら和やかに話すには、相応の経験や社会的な経験が必要になります。
ハードルの高さを感じて悩む保育士も多いことでしょう。
保育士の人間関係の悩み④
子どものとの人間関係~うまく保育ができない
保育の仕事は試行錯誤と経験の積み重ねを通して成長していく仕事です。
子どもとの関わりに悩み苦しみ、様々な方法で臨み、振り返りながら自分なりの手ごたえを感じていくことでしょう。
真面目で一生懸命な保育士ほど、悩みを抱えやすいものなのです。
・クラスがまとまらない
・他の保育士が保育すると子どもが集中し落ち着くのに自分だと騒がしくなる
・自分の保育を子どもたちが楽しんでいない気がする
・なかなか信頼関係を築けない
・子どもと関わっていても楽しくない
・トラブルばかりでその対応に終われ、いつまでたっても軌道にのらない
クラスの運営や子どもとの関りについても悩みを抱える保育士が多いことでしょう。
なぜ人間関係に悩むの? 協力体制がとれていない園
人間関係の悩みはなぜ生まれ、そして解決しにくいのでしょうか。
それは、人間関係の悩みは共有しにくいからなのです。
女性スタッフの多い保育園では、「陰口・派閥・上司の機嫌・噂話」など、様々な感情のもつれがあります。たとえ信頼している同僚や後輩、上司であってもひとたび悩みを話せばその噂が広がってしまい、働きにくくなる可能性があります。
笑顔で子どもの前に立たなければならない保育士の仕事ですが、人間関係に悩みを抱えていては、笑顔にはなれませんね。また、仕事にも集中できずぼんやりとしてしまい、子どもをしっかり見ることができないなど事故につながる危険も伴います。
悩みを開示しにくい保育園は、職員間の風通しが良くなくコミュニケーションの時間が不足しています。スタッフに悩みが発生したとき、解決する策を持ち合わせていません。
みんなで問題を解決しようとする協力体制や、普段からお互いを大切に思いあう雑談体制が構築されていないことがほとんどです。
人間関係の悩みを解決するには、周囲の理解と協力がなければ、難しいのです。
では、人間関係の悩みを解決するにはどうしたらよいのでしょうか。
保育士の人間関係の悩みを解決する方法とは?
人間関係の悩みを抱えたとき、解決する方法としては、以下のことが挙げられるでしょう。
・自分の悩みや弱みをさらけ出し、相談という形で当事者に伝える
・自ら雑談の機会を増やし、コミュニケーションをとる
・仕事以外の時間は関わらないのだから…と割り切る
ですが、このような考えを持ち強く前に進むことが難しい環境や、苦手な保育士がほとんどなのではないでしょうか。また、先にもお伝えしたように、協力体制が望めない保育園であれば、努力して自分の意識を変えても、相手の意識を変えることはよほどのことがない限り、難しいでしょう。解決につながらないことがほとんどなのです。
そんなときは、思い切って働く場所を考えることも必要ですね。
人間関係の悩みは、相手があってのことなので、自分の努力だけではどうしようもなく解決が難しいことがほとんどです。
今の社会は保育士のニーズが高い時代。自分に合った環境や望む待遇の保育園は、必ずあるはずです。情報を得る手段も、ハローワーク以外に、インターネットや保育士専門のエージェントサイトで探すこともできるようになりました。
素晴らしい仕事である保育士を、新たな気持ちで続けるためにも転職は「アリ」の選択なのです。
保育士人材紹介「NEW WORK」とは?
保育士人材紹介「NEW WORK」は、宮城・福島にて9園の保育事業を運営している 株式会社ペンギンエデュケーションが立ち上げた、保育士に特化した新しい人材紹介サービス。完全無料で、保育士の転職をサポートします。
保育士人材紹介「NEW WORK」では、保育士が抱えながらも誰にも話せない人間関係の悩み、待遇面での悩みなど、解決しにくい悩みの相談も丁寧にお受けしています。
また、抱える悩みに対してどんな解決策があるのか、さらに、現在の環境では解決が難しいという考えに至ったときは、今後の未来についても一緒に考えます。
ハローワークや就職情報誌で転職先を探すことは、忙しい保育士にとって難しいこと。
また、ハローワークや就職情報誌は、あなたが今抱えている悩みや本当に望む職場環境について、聞き取りや相談はしてくれません。
どちらかといえば求職者よりも求人者のニーズを優先した情報提供がほとんどなのです。
人間関係の悩みを抱え転職を考えるのなら、次の職場は働きやすい場所でありたい!思い切り保育士の仕事をエンジョイしたい!と思いませんか。
そんな保育士のために、「NEW WORK」では、保育士の希望と保育園が採用したい人材とをマッチング。見つかり次第ご連絡をします。
また、就職後も悩みの相談や転職先との架け橋になるなど、アフターフォローも充実。もちろん無料です。
ハローワークや情報誌などの転職活動をしながらのご相談でも構いません。